ワンルーム・ディスコPV

Perfumeの3/25発売予定の新曲『ワンルーム・ディスコ』のPVがめざましテレビで一部放映された。


タイトルに「ディスコ」という単語が使われているものの、楽曲としては『チョコレイト・ディスコ』との共通性はあまり感じられず、むしろ『love the world』に近いという印象を持っていたが、今回PVを一部見てその印象をより強くした。
love the world』でブルーバックの撮影をCG合成して表現した世界を、今回はすべてセットを組んで実写でやってみましたという感じ。
撮影時間も今までで最長、pinoとタイアップの『シークレット・シークレット』PVを除けば予算もいちばんかかっていそう。


曲調がもっとも切なくなるパートを西脇さんソロに当てているのも同じなら(love the world:「まだこの先が見えない〜」、ワンルーム・ディスコ:「昼間みたい街の明かりが〜」)、八十年代を強烈に感じさせるバグルス的?と言ってもいいフレーズも、曲にあふれる幸福感も共通している(ただし『ワンルーム・ディスコ』の歌詞は二人での生活(同棲生活?)を解消したあとのすっきり感というなかなかにひねくれた視点だけれど)。
PVも三人のキュートな部分を前面に出したよいものに仕上がっていそうだし、これは売れるでしょう。たぶん。


さて、「ディスコ」つながりで、『チョコレイト・ディスコ』ラインの展開を極力抑えたドラッギーな曲を秘かに期待していた人(おれだよおれ)にとっては若干残念な部分もあるものの、メジャーになる(売れて当然)ということはなかなかそっちの系統は出しづらい、というか勝負をかけづらいということなんでしょうかね。はてさて。