「コ」が来る

日本語のなかには海外でもそのまま通じるようなものがある。
古くは「フジヤマ」「テンプラ」「ゲイーシャ」、最近であれば「オタク」や「マンガ」あたりか。
では今後新たに海外で通じるようになるであろう日本語はいったいなにか。
それは「コ」である。カタカナの「コ」。これからは「コ」が来る。


例えばYoutubePerfumeワンルーム・ディスコ』のPVを見たフィンランド人青年は三人のキュートなダンスに驚愕しつつも疑問に思うことだろう、「00:23に彼女たちが右手で描くあの奇妙な三色の記号はいったいなんだ?」と。
そしてコメント欄で「彼女たちが描くあの記号はなんだ? どうか教えてくれ!」と質問する。
それに日本通のメキシコ人が答える「あれは日本語のカタカナというものでDiscoの『co』を表す表音文字さ」と。
彼はカタカナというものの不思議さに感銘を受け、もしかしたら左腕に「コココ」と三色のタトゥーをいれてしまうかもしれない。
そんなおっちょこちょいな外国人がいるかどうかは別として、今後「海外でも通じることにびっくりしてしまう日本語ランキング」のような調査が行われた場合、上位に「コ」がランクインするのは間違いないだろう。


以上、単なる妄想。
Perfumeがいくら好きだからといって親からもらった体に「コココ」のタトゥーはさすがにちょっとリスキーと躊躇したとしても、Tシャツぐらいならリスクもなくてよいんじゃないでしょうかね。








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