二周年記念パーティー

昨日(24日)は近所のカフェ、というか、まあカフェなんだけどフリージャズ/即興系のアナログが山ほどあってそれをいい音のオーディオで井の頭公園を7Fから眺めながら聴けてワインもコーヒーもおいしいというすばらしいお店の開店二周年パーティーにお邪魔してきました。
ここの店主さんは、今はなき六本木WAVEの立ち上げにかかわったり、まあこれも大昔だけれどPARCOのピエール・バルーが出ていたCMを制作したりしていたりという人で、定年退職してから自分の今まで集めたアナログ盤を自分だけで聴いていてもしょうがない、若い世代に伝えなければというポトラッチの精神でこのカフェ始めたもので、開店当時から少なくとも月に一度は伺っていろいろ勉強させていただいてます。
家賃を払えば儲けはまったくなし、むしろ赤字という状態なのにもかかわらずお店を続けていて、なんだか本当に贈与の精神なくしてはやってられんだろうなーと思う。
狭いお店に三十人以上の需要は少ないがコアな音楽を愛する人たちが集まって、これまでに顔を合わせたことのある人もいれば初めて会う人もいて楽しい。
ええと、某マンガ家の方が来ていて、おれはこの人の作品を知らなかったので話さなかったけれど、やはりそうとうの音楽好きらしく作品にいろんな音楽がモチーフとして使われているみたいで、ええと『船を建てる』という作品があって、それってワイアットの『Ship Building』じゃん!とその筋の音楽好きだったら笑っちゃうようなタイトル!
そんなこんなで、がっつりワインを飲み過ぎてへろへろしながら帰宅。
ネットにアップされていた『シャンデリアハウス』(TVはない)を見ながら、酔っぱらってるもんだからのっちのアホっぷりが異様におかしくて真夜中なのに声出して笑う。ハハ……ハハハ……ハ(誘い笑い
んで、見終わる前に吐き気をこらえつつ気絶。ああ。
泉さん、これからも体をお大事に。できるだけ長くお店を続けてください。なるべくお金を落としに通うようにします。

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今月はある意味ライヴ月間で、邦楽はPerfume、洋楽はMagmaという、個人的ランキングそれぞれ一位なライヴ・アクトを二日ずつ観に行くというたいへん贅沢な月なのです。
Perfumeのライヴでは涙腺がゆるんで泣いちゃうが、やっぱりMagmaでも泣いちゃう(キモい)。そのぐらいに思い入れがあるんだ、Magmaには。
Magmaの音楽、というかクリスチャン・ヴァンデの音楽には確かにマジックがあって、毎回そのテンポと音階そしてハーモニーに翻弄される。
ぐるぐる振りまわされてじらしにじらされて最後の最後に爆発するあの開放感。
なんてことを思うのはヲタヲタしい一部のプログレ・ヲタだけなんだろうけどね。
今回は、成長著しかったヴォーカルとコーラスをしていたその妹、そしてキーボードのメンバーが抜け、それに替わる新メンバーとのことで、若干不安材料はあるものの、まあだいじょうぶでしょう。
27日・28日の二日間。クリスチャン・ヴァンデのソロは見送り。